法人名 医療法人社団ときわ

人は誰もが自らにふさわしい治療を受ける権利を有しています。しかし救命や延命が偏重されてきた日本の医療においては、未だ「どう幸せに生きていくのか」という視点が欠けているのも事実です。医療法人社団ときわは、質の高い医療を日本中の誰もが享受できるインフラとして整備し、その人らしく生きることのできる未来を目指します。

日本緩和医療学会認定研修施設、日本在宅医療連合学会研修プログラム施設にも認定されており、広くプライマリケア、総合診療を学ぶことができる環境、小児・成人の緩和ケアの指導体制が充実しています。外来の拠点では慢性疾患の患者さんをメインに診療しており、患者さん自身が私生活から行動変容を起こせるように栄養士を常駐させています。

「人に寄り添い、未来に挑む」を理念に掲げ、質の高い医療を提供すること、そして社会インフラとして質の高い医療を広めることを法人の最大の目的として2016年9月赤羽在宅クリニックを開院、2017年10月に医療法人社団ときわを設立しました。 わたしたちは、患者さんの体の状態だけに対処していくのではなく、患者さんの全てを診て、「なにが幸せで、どう過ごしたいのか」というその人の価値観に見合った、その人にとって最もふさわしい治療を行っていくことこそが、真の質の高い医療だと考えています。年齢や性別、そして抱えている病気や障害によって制限を受けることなく誰もが自分らしく過ごす事のできる社会の実現を目指します。

①週3日から常勤雇用可能
ときわでは週24時間以上（8時間×3日等）の勤務で常勤雇用が可能です。
子育て世代の方にも働きやすい職場環境となっています。

②福利厚生が充実
出産育児支援制度、インフルエンザ予防接種、資格取得支援制度の他、医師向けに「今日の診療」「Up To Date」のアカウント付与や医師賠償責任保険加入などを準備しております。

③独立開業支援制度あり
ときわは社会で活躍する人材の育成も目指しています。

④日本在宅医療連合学会専門医・緩和医療学会の認定医が取得可能

医療の進歩によって誰もが高度な治療を受けることができるようになりましたが、それに伴い人が病気と付き合いながら送る時間も増えているのが現状です。そして、そのような時間について「入院するのではなく、住み慣れた環境で自分らしく過ごしたい」という思いを持たれる方もまた多くいらっしゃるのではないでしょうか。我々は、そのような患者さんが病院から離れ、住み慣れた場所で穏やかに暮らすということを当然の選択肢とできるよう、自宅・施設に訪問し、質の高い医療を提供しています。また、ただ単に訪問し診療するだけではなく「在宅医療の専門家」として生活のすべてを診て、安心して日々を過ごせるよう療養生活そのもののサポートを行っています。
たとえ末期がんやその他命に関わる病気であったとしても、患者さんの身体だけでなく暮らしている環境やご家族といった一人ひとりの生活すべてをヒントに、その人らしく生きられるよう、人生に合わせた治療を行うのが当院の強みです。患者さんにとって最もいい治療とはいったい何なのか、時には自宅で行う治療にかぎらない提案をすることも少なくありません。専門家として可能となるあらゆる選択肢を提示し、在宅医療の経験豊富な医師だけでなく、総合的な診療を行うためのサポートスタッフも含め、一丸となって精一杯取り組んでまいります。

サルスが特化するのは慢性疾患。診療時に大切なのは“なにを食べてどういった生活をしているか”まで介入すること。人の人生に介入するような役割のクリニックを目指しテクロノジーも積極的に取り入れ患者本人が行動変容に基づきドロップアウトさせないクリニックを目指します。

小畑 正孝（おばた まさたか）
東京大学医学部医学科　卒業
国際医療福祉大学三田暴飲で臨床研修後、東京大学公衆衛生学大学院でMPHを取得。その後、私立病院の在宅支援診療所院長、在宅医療支援病院副院長などを歴任し、2016年9月に赤羽在宅クリニックを開業。翌年2017年に医療法人社団ときわを立ち上げ、理事長就任。

医療の水準は日々上昇し誰もが高度な医療を享受することができるようになりました。その一方で、患者さんの治療方針は医療機関側や業界の都合によって決まり、患者さんの希望は軽視されていました。そのように医療の都合によって患者さんの選択肢が制限されてしまう医療の現状を変えたいという思いをきっかけとしてときわを立ち上げました。誰しもが制限を受けることなく自分らしく過ごす事のできる社会の実現がときわの使命です。