転職支援サービスお申込み(無料)

【コラム】将来の開業を成功させる「修行先」の選び方 ~経営ノウハウが身につく管理医師はリスクか?チャンスか?~

コラム

こんにちは。医師転職支援会社の「メディカルプラスキャリア」です。 本日は「将来開業に役立つ修行先の選び方」をテーマにお届けします。医師としてキャリアを積む中では「いつかは自分の城を持ちたい」「そこで理想の医療を地域で実現したい」と、独立開業を志す30代〜50代の先生方も多いのではないでしょうか。 しかしいざ具体的に動き出そうとした時、「ふと大きな不安に襲われることがある」、「勤務医としての経験だけで、本当に経営が務まるのだろうか?」というお話も、弊社ではよくお伺いします。

その直感は、間違いではございません。病院勤務医と開業医では、求められるスキルセットが全く異なります。勤務医時代は「臨床の質」を高めることが最優先されますが、一国一城の主となれば、それ以上に「集患(マーケティング)」「人事労務(スタッフマネジメント)」「資金繰り(財務)」といった「経営者としての手腕」がクリニックの存続を左右します。

残念ながら、どんなに手術がうまくても、どんなに診断が的確でも、患者さんに来ていただけなければ、そしてスタッフが定着しなければ、クリニックは経営破綻してしまいます。だからこそ、開業直前の数年間を単なる「資金稼ぎの期間」とするのではなく、経営のシミュレーションを行う「修行期間」と位置づけ、戦略的に職場を選ぶ先生が増えているのです。まずは、勤務医という守られた立場から一歩踏み出し、「経営脳」を養える環境へ身を置くこと。それが、将来の開業成功率を劇的に高める第一歩となります。

では、具体的にどのようなポジションで修行をするべきなのでしょうか?よく求人で見かける「管理医師(雇われ院長)」について、次章でその実態を掘り下げていきます。

1:「管理医師(院長職)」求人はリスクか?チャンスか?メリット・デメリットを完全解剖

開業前のステップとして多くの先生が検討されるのが、医療法人の分院長などを務める「管理医師(雇われ院長)」というポジションです。これには「リスクが高いのでは?」という懸念の声もあれば、「最高の予行演習になる」という意見もあります。実態はどうなのでしょうか。

結論から申し上げますと、「法人選びさえ間違えなければ、これ以上ないチャンス」とだと考えられます。それではリスクとメリットを整理してみましょう。

リスク(注意点)

最大の懸念は、権限と責任の不一致です。「名ばかり管理医師」として、採用権も予算権もないのに、法的な管理者責任だけを負わされるケースです。また、法人の経営方針が利益至上主義で、ご自身の医療倫理と合わない場合に板挟みになるリスクもあります。

チャンス(メリット)

一方で、優良な法人での管理医師経験は、計り知れないメリットをもたらします。

●他人資本で経営を疑似体験できる:
ご自身の借金ではなく、法人の資金を使って集患やスタッフマネジメントを経験できます。法人から見た場合はネガティブとなりますが、仮に万が一失敗しても、個人の借金を背負うわけではありません。

●行政手続きの実務がわかる:
新規開業や継承開業を行う際の保健所への届け出、厚生局への申請、個別指導への対応など、開業医が必ず通る道を実務として学べます。

●高年収で開業資金が貯まる:
一般的に、通常の勤務医よりも管理医師の方が年収設定は高いため、開業資金を効率よく貯めることができます。

つまり、管理医師は「リスク」ではなく、使いようによっては「ローリスク・ハイリターンな修行の場」になり得るのです。ここで重要なのは、何のために勤務をするかの「目的」だと思います。しかし、すべての管理医師求人が「修行」に適しているわけではありません。ただの労働力として消費されないために、どのような求人を選ぶべきか。次章でその「見極めポイント」を解説します。

2:経営ノウハウが盗める「修行先」の特徴とは?面接で確認すべき3つのポイント

「開業の勉強になりますよ」という甘い言葉に誘われて入職したものの、実際は診療に忙殺されるだけで、数字(経営状態)は一切見せてもらえなかった…。 そんなミスマッチを防ぐために、求人選びや面接時に必ず確認すべき、3つのポイントがあります。

1.  PL(損益計算書)やレセプト情報の開示があるか:
ここが最も重要です。「経営を学びたい」という意欲を伝え、月ごとの売上、経費、利益といった数字(PL)を共有してもらえる環境かを確認しましょう。自分の診療がどれだけの利益を生み、そこから人件費や家賃がどう引かれているかを知ることは、経営感覚を養う上で不可欠です。

2. スタッフの採用・教育に関われるか:
開業医の悩みの8割は「人(スタッフ)」だと言われます。本部が勝手に採用したスタッフをあてがわれるのではなく、面接に同席できたり評価制度に関与できたりする権限があるかを確認してください。「どうすればスタッフがモチベーション高く働いてくれるか」を試行錯誤した経験は、ご自身が開業した際に必ず役立ちます。

3. 集患(マーケティング)に関与できるか:
「看板をどこに出すか」「ホームページのSEOをどうするか」「Web広告の予算をどう配分するか」。これらマーケティング分野に関与できる求人は非常に価値が高いです。成功事例はもちろん、「この広告は失敗だった」という失敗データを他人資本で学べることは、将来の広告費削減に直結します。

いかがでしたでしょうか。これらの条件を満たす求人は、単なる「医師募集」ではなく、「ビジネスパートナー募集」に近い性質を持っています。求人票の文言だけでなく、経営者(理事長)との面談で、どこまで情報をオープンにできるかを確認することが大切です。では、そのような「良質な修行求人」はどこにあるのでしょうか?最後に、一般には出回らない「お宝求人」に出会うための戦略をお話しします。

3:「継承案件」や「分院展開」を狙え。エージェントだから知る非公開求人の活用法

経営ノウハウが学べる良質な求人は、実は「一般的な求人サイト」にはあまり掲載されていません。なぜなら、経営内部の数字や戦略に関わる募集は、競合他院に知られたくないため、非公開で行われることが多いからです。

狙い目は以下の2つのパターンです。

1. 事業承継(継承)を見据えた院長候補募集

高齢の院長が、数年後に医院を譲ることを前提に「副院長」や「後継者」を募集するケースです。 既存の患者基盤やスタッフを引き継げるため、開業のリスクを極限まで下げることができます。また、引退までの期間、現院長から直接「地域医療のイロハ」や「経営のコツ」を伝授してもらえる、まさに弟子入り修行のような環境です。弊社ではそのような求人を継承求人と呼んでおります。詳しく解説している以下記事をご確認下さい。

医師の「継承求人」をご存じですか? ~将来開業を視野に入れている先生へ~
全国の常勤医師継承求人

2. 拡大意欲の高い医療法人の「分院長」募集

勢いのある医療法人が新規分院を出す際、その立ち上げを任されるポジションです。 立地選定から内装工事、オープニングスタッフの採用まで、開業プロセスそのものを経験できます。法人側も「将来独立してもいいから、最初の3年間はこの分院を軌道に乗せてほしい」といった、Win-Winの関係を望んでいるケースが多々あります。
こうした案件は、私たちのようなエージェントに対して「誰でもいいわけではない。経営に興味がある方、経営センスのある先生を紹介してほしい」と、水面下で依頼が来ることがほとんどです。だからこそ、エージェントを使ってください。「将来開業したい」という志を伝えていただくことで、初めて提示できる「修行に最適なプラチナ求人」が存在します。

4:まとめ

将来の開業を成功させるためには、医師としての「臨床力」に加え、経営者としての「マネジメント力」が不可欠です。いきなり荒波に飛び込むのではなく、まずは「管理医師」や「継承候補」といったポジションで、リスクを抑えながら経営の実践経験を積むこと。これは、先生ご自身のキャリアを守り、かつ成功確率を飛躍的に高めるための極めて有効な戦略です。

しかし、数ある求人の中から「本当に経営が学べる職場」や「理不尽な責任を負わされないホワイトな法人」を見極めるのは、個人の力だけでは限界があります。「将来のために、どのようなキャリアパスを描くべきか?」 「今の自分のスキルで、管理医師は務まるのか?」 「継承開業という選択肢も視野に入れてみたい」、そうお考えの際は、ぜひ私たち「メディカルプラスキャリア」にご相談ください。弊社では、先生の「将来のビジョン」を深くヒアリングし、単なる条件マッチングではない、「開業への架け橋」となる最適な修行先をご提案いたします。 まだ具体的な時期が決まっていなくても構いません。先生の夢を実現するための作戦会議を、私たちと一緒に始めませんか?

具体的な求人のご紹介はもちろん、転職活動を始める前の「漠然としたご相談」でも構いません。 少しでも将来の開業に向けて動き出したいとお考えでしたら、ぜひ下記よりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせはこちら

 

今回のテーマに関連するおすすめ求人特集

また、まずはどのような求人があるかイメージを膨らませてみたいという先生は、こちらの特集もあわせてご覧ください。

高年収&経営ノウハウを学ぶチャンス!「管理医師・院長職」の医師求人特集

将来の開業資金を効率よく貯める!「年収1,800万円以上可能」な高額医師求人
医師高額・高年収求人:全国年収2,000万円以上

最新のお知らせ一覧へ戻る

医師転職支援サービス申し込み 無料

資料ダウンロード 閉じる