腫瘍内科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■腫瘍内科とは
腫瘍内科は、内科の中でもがんの薬物療法を担当する診療科です。腫瘍内科の診察には、画像診断(X線/CT/MRIなど)・血液検査・組織検査(生検)などがあり、患者の症状や病歴を詳しく聞き、腫瘍の種類・進行度・転移の有無などを調べます。その診察結果に基づき治療法や予後についての説明を行います。日本では欧米と比較し腫瘍内科医が不足しており、その専門性からまだまだ希少な診療科目とも言えます。
■腫瘍内科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。また病院やクリニック(診療所)といった医療機関に勤務する医師は323,700人ですが、うち腫瘍内科も含めた内科医師は61,514人(全体の19.0%)となっています。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し、内科医の平均年齢は58.9歳です。医療機関に勤務する内科医の内訳をみると、病院勤務が21,950人・クリニック(診療所)勤務が39,564人となっていますが、腫瘍内科医は臓器横断的ながんの専門家であり、一般内科医・総合診療科医とは異なり、病院勤務が多いと言えるでしょう。
■腫瘍内科の医師転職事情
厚生労働省の「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」では、
腫瘍内科のみでの統計がなく、内科の平均給与1247.4万円が参考値です。医師求人の求人倍率は内科で1.14倍です。日本ではがん疾患が多く治療には多彩なアプローチがあり、その最前線にいる腫瘍内科医の存在は大変大きなものになります。専門性の高さから、時給や日給が高額になる傾向があるものの、好条件求人との出会いはタイミングが鍵を握ります。腫瘍内科でのご転職を検討中の先生、また非常勤で腫瘍内科の求人をお探しの先生は、お気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。
現在、ご希望の条件に一致する求人はありません。
お手数をおかけしますが、
検索条件を変更し再度お試しください。
保有求人の一部を公開しています。
メディカルプラスキャリアは
クリニック求人に強いからこその高額求人や
業務負担の少ない求人のご提供が可能です。
ご案内は、転職支援サービスに
お申し込みください。