小児科の非常勤医師求人一覧

小児科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。

■小児科とは
小児科は、新生児から思春期まで、子供専門の治療を行う診療科です。子供の疾患には風邪やインフルエンザ等のよくある疾患から、喘息・アレルギー・発疹・気管支炎・肺炎・中耳炎・注意欠陥・多動性障害（ADHD）に至るまで実に幅広く、豊富な知識と経験に基づいた対応が必要です。治療だけでなく予防接種や乳幼児健診なども行います。また子供を心配する保護者に対し、心に寄り添ったり養育のポイントなどを指導するなど、子供と大人両者に対するコミュニケーション能力を駆使したケアも行うのが特徴です。

■小児科の医師数
厚生労働省「令和２(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」では全国の届出医師数は339,623人となっています。また医療機関に勤務する医師は323,700人、うち小児科医は17,997人（全体の5.6％）で、診療科別にみると小児科は日本で3番目に人数の多い科になります。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し、小児科医の平均年齢は50.7歳でほぼ平均値です。医療機関別に小児科医の内訳をみると、病院勤務が11,088人・クリニック（診療所）勤務が6,909人となっています。割合的には病院で勤務する医師が多いものの、医師絶対数の多さから地域に根差した小児科クリニックで、お子様の健康と家族の安心を支える医師数も多いと言えるでしょう。

■小児科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構：勤務医の就労実態と意識に関する調査」では、小児科の平均給与は1220.5万円、小児科医師求人の求人倍率は1.16倍となっています。小児科医の数は多いものの実際の現場においては医師不足の傾向がみられ、日数や曜日から勤務時間まで、さまざまな条件での求人が潤沢に存在します。時給・日給が高額である求人も数多く展開されていますので、小児科での医師非常勤求人をお探しの先生、小児科での転職をお考えの先生がいらっしゃいましたら、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご相談ください。