小児外科の非常勤医師求人一覧

小児外科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。

■小児外科とは
小児外科は、小児外科疾患の専門的知識を持って診療に当たる、新生児から15才までの小児に対し外科行為を必要とする病気を治療する診療科になります。小児の体は発育・発達の途中にあるために臓器の機能が未熟で、成人の外科とは異なる知識・技術・心がまえで治療を行うことから、ひとつのジャンルとして独立しています。少子高齢化の進む日本では、高齢者対策と同時に、日本の未来を力強く担える子供を支援することが重要な課題となっており、小児科関連の医師はその最前線を知る存在と言えるでしょう。

■小児外科の医師数
厚生労働省「令和２(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人となっています。また医療機関に勤務する医師は323,700人、うち小児外科医は887人（全体の0.3％）と全国比でかなり少ない数となっています。さらに医療機関の種別毎に内訳をみると、病院勤務医師が854人・クリニック（診療所）勤務医師が33人で、クリニック勤務医師は少数です。年齢層は、医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し小児外科医の平均年齢は44.9歳となっており、平均よりも若い医師の多い診療科目であることが見て取れます。

■小児外科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構：勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると小児外科単独の統計データはなく小児科の平均給与1220.5万円が参考値です。また医師求人の求人倍率は1.08倍です。小児外科の求人は多くはなく、効率の良い転職活動のためには転職市場に求人が出るタイミングを狙う形が成功の鍵となります。小児外科の非常勤医師求人をお探しの先生、また転職を検討中の先生は、メディカルプラスキャリアまでご相談ください。