美容外科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■美容外科とは
美容外科は、美容を目的とした医療行為を行う形成外科の一分野になります。二重術や目もとの美容整形・鼻整形・フェイスラインの美容整形・豊胸術(バストアップ)・乳房再建術・脂肪吸引などが挙げられ、 見た目を患者の美意識に準じて整えることで患者の自信向上、ひいては生活の質向上を期待します。美容外科の診察は悩みや希望のヒアリングからはじまり、患者の希望に沿った適切な手術や治療法を提案します。
■美容外科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると全国の届出医師数は339,623人です。うち医療機関に勤務する医師は323,700人、またその中において美容外科医は942人(全体の0.3%)です。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し美容外科医の平均年齢は43.5歳と、平均より若い医師が活躍する分野です。医療機関の種別毎に医師数を見ると、病院勤務医師が16人・クリニック(診療所)勤務医師が926人と、クリニックで勤務医師が圧倒的に多い点も特徴と言えるでしょう。
■美容外科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」では、美容外科の統計データがないため、一般外科の平均給与1374.2万円が参考値で、美容外科医師求人の求人倍率は1.08倍です。美容外科は心の健康を生み出す手段というポジションを担っており、ともない美容外科の求人も増加しています。都市部の美容外科では通院の利便性に力を入れて夜間や休日に診療を行う医療機関もあるなど、勤務時間・曜日・日数といった面で求人が多様化しています。また医療保険の適用外治療が多く、治療費用が医療機関で自由に設定できることから、常勤・非常勤とも医師の給与水準は高くなる傾向にあります。美容外科での非常勤医師求人をお探しの先生、また美容外科での転職を視野に入れている先生は、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご相談ください。
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