神経内科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■神経内科とは
神経内科とは、「頭が痛い」「眩暈がする」「動くとしびれる」といった症状の原因となる、 脳・脊髄・神経・筋肉の病気の診断と治療を行う診療科です。片頭痛のような身近なものから、脳梗塞・パーキンソン病・アルツハイマー病・てんかん・睡眠時無呼吸症候群・重症筋無力症・ギラン・バレー症候群・慢性炎症性脱髄性多発神経炎(CIDP)・多発性硬化症脳炎・髄膜炎・レム睡眠行動異常症・下肢静止不能症候群(レストレスレッグズ症候群・むずむず脚症候群)・ナルコレプシーなどがあります。
神経内科の診察には、患者の症状や病歴の聴取・神経学的検査・脳波検査・神経画像検査(MRIやCT)・筋電図検査・血液検査・脳脊髄液検査などが含まれます。これらの検査を通じて、脳や神経系の病気や障害の診断や治療法を見つけ出し、患者の状態に合わせて、投薬やリハビリテーションの提供も行います。
■神経内科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人となっています。また医療施設(病院・診療所)に勤務する医師は323,700人で、うち神経内科は5,758人(全体の1.8%)です。医師全体の平均年齢50.1歳に対し、神経内科医師の平均年齢は46.9歳と、比較的若い医師が多い診療科目と言えるでしょう。活躍する医療機関は、病院勤務が5,169人・クリニック(診療所)勤務が589人で、多くの神経内科の医師が病院で勤務しています。
■神経内科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」には、神経内科の統計がなく、内科の平均給与1247.4万円が参考値です。医師求人の求人倍率は神経内科で1.20倍です。非常勤で神経内科の求人をお探しの先生・転職をご検討中の先生は、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご連絡ください。
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