精神科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■精神科とは
精神科とは、精神障害・知的障害・発達障害・認知障害に対する治療を行う診療科です。うつ病・躁うつ病・統合失調症・パニック障害などの不安障害、不眠・落ち込み・落ち着かないなどの気分症状のほか、幻聴・幻覚・脅迫性障害PTSDなどの心の病気の診療を行ないます。ストレスが要因で、身体に症状が現れる症状を扱う心療内科とは異なり、心の病気そのものの治療を行うのか精神科の分野と言えるでしょう。
■精神科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人となっています。うち医療機関に勤務する医師は323,700人で、精神科医師は16,490人(全体の5.1%)です。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し、精神科医師の平均年齢は52.4歳で、比較的ベテラン年齢層の医師が多い診療科目と言えるでしょう。医療機関の種別ごとに数を見ると、病院勤務の精神科医師は12,163人、クリニック(診療所)勤務の精神科医師は4,327人で、病院勤務医師の方が大幅に多い結果となっています。
■精神科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると、精神科の平均給与は1,230.2万円で、求人倍率は1.11倍となっています。 精神科の求人は、精神保健指定医のニーズが高まっている点が昨今の特徴です。指定医が応募条件である求人も増加しており、時代のニーズを受け若手~中堅医師では指定医を目指す人も増えています。都市部を中心に多様な求人が展開されており、短時間勤務や常勤での週4日勤務などの求人もみられ、未経験でも他科からの転科が可能なケースが、常時一定数存在する科でもあります。精神科での非常勤求人をお探しの先生、転職をお考えの先生は、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご相談ください。
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