心療内科の「非常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■心療内科とは
心療内科は、心理的原因からおこる身体疾患に対し、心身医学を実践する診療科で、「心身症」を対象とする診療科です。ストレスや緊張といった心理的要因が引き起こす疾患としては、動悸・息切れ・食欲不振といったものから、パニック障害・不安障害・ストレス関連障害・睡眠障害・うつ病などが挙げられます。その診察は、患者さんの生活環境・家庭環境・従事する職務内容などの日常に関する聞き取りをつぶさに行いながら適切な治療法を選択し、薬物療法をはじめ、心理療法・生活改善などを指導し患者の回復を促していきます。
■心療内科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。また病院やクリニック(診療所)といった医療機関に勤務する医師は323,700人で、うち心療内科に従事する医師は885人(全体の0.3%)となっています。年齢で見ると、医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し心療内科医の平均年齢は57.3歳で、ベテラン層の医師が多い診療科目と言えるでしょう。医療機関別に割合は、病院勤務が248人・クリニック(診療所)勤務は637人で、クリニック勤務の医師が多めといった特徴があります。
■心療内科の医師転職事情
厚生労働省の「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」心療内科単独の統計が無く、精神科を参考にすると平均給与は1230.2万円となります。求人倍率は心療内科で1.20倍です。心療内科の転職市場は都市部に集まる傾向がみられ、非常勤の好条件求人への就業を叶えるにはタイミングの占めるケースが多くなります。心療内科の非常勤求人をお探しの先生、転職を検討中の先生は、まずはお気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。
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