岩手県の常勤医師求人一覧

岩手県で募集中の「常勤」医師求人情報をお届けします。

岩手県は北海道に次いで全国2番目の広さを持つ県です。東北6県は総じて医師不足ですが、岩手県も例にもれず地域医療を支える医師が待ち望まれる地域です。

厚生労働省の「令和4年：医療施設動態調査」統計から医療施設数をみると、全国の一般診療所数が105,189施設であることに対し岩手県の一般診療所数は889施設（対全国0.85％）、全国の病院数が8,156施設であることに対し、岩手県の病院数は92施設（対全国1.13％）となっています。同様に厚生労働省の「平成30年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」から医師数をみると、岩手県の医療施設に従事する医師数は2,503人で全国38位と医師不足の状態です。
医師不足に加え診療圏の偏りも課題です。医療圏は盛岡・岩手中部・宮古が中心ですが、盛岡に岩手県の人口の三分の一以上が集中しているのに対し、盛岡で活躍する総医師数は県全域の半数強と、盛岡に医療資源が集中しています。盛岡診療圏以外は医師少数区域に設定され、各病院・クリニックが個別にカバーしている診療圏は広く長距離搬送が頻回に行われており、状況打開のために岩手県は「新・医師確保対策アクションプラン」として、産科や小児科医師の確保や周産期医療の体制改革、小児医療の体制改革等、県をあげての対策に注力しています。

太平洋に面し山脈に囲まれた、海と大自然の計り知れない恩恵が魅力の岩手県ですが、三陸地域は震災の影響も大きく、医療の充実が切に期待されます。厚生労働省の「令和2年：賃金構造基本統計調査」統計では、全国平均の1,440.3万円（平均年齢45.5歳、勤続年数7.1年）に対し、岩手県の医師平均年収は1,576.2万円（平均年齢61.8歳、勤続年数9.4年）となっています。岩手県では身近な医療を担ってくれる医師を心待ちにしておりますので、年収や勤務条件をご相談いただけるケースは少なくありません。岩手県の地域医療にご興味のある先生は、お気軽にメディカルプラスキャリアまでお声がけください。