奈良県の常勤医師求人一覧

奈良県で募集中の「常勤」医師求人情報をお届けします。

奈良県は飛鳥時代に日本初の都が置かれて以来、明日香村の「飛鳥京」・橿原市の「藤原京」・奈良市の「平城京」と県内で複数回の遷都が行われた歴史ある地域です。多くの古社寺や遺跡が現存して当時の日本の心を残す一方、県庁所在地の奈良市をはじめ、生駒市や大和郡山市などの都市を中心に、大阪府や京都府のベッドタウンとして都市開発や住宅開発が進められています。

奈良県の医療の特徴は、人口の偏りは多いものの県全体の医療資源が全国平均レベルである点、奈良県の面積の6割強を占める山岳地帯（吉野以南の南和地区）では人口減に伴う医療過疎が生じている点が挙げられます。また生駒市などの西和地域では県をまたいで大阪府へアクセスも良好なため、他県に頼り医療提供のバランスを維持しています。大規模病院・公立・公的医療機関が比較的少なく、民間病院が多い点も特徴と言えるでしょう。
医療施設の数は、厚生労働省の「令和4年：医療施設動態調査」統計によると、全国の一般診療所数が105,189施設であることに対し奈良県の一般診療所数は1,225施設（対全国1.16％）、全国の病院数が8,156施設であることに対し、奈良県の病院数は75施設（対全国0.92％）となっています。医師の数は、厚生労働省の「令和2年：医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国で医療施設に従事する医師数が323,700名であることに対し、奈良県で医療施設に従事する医師は3,670名（対全国1.13％、全国28位）となっています。

医師平均年収は、厚生労働省の「令和2年：賃金構造基本統計調査」統計によると、全国平均の1,440.3万円（平均年齢45.5歳、勤続年数7.1年）に対し、奈良県で働く医師の平均年収は1,233.5万円（平均年齢42.3歳、勤続年数4.5年）で、平均を下回っています。ご希望の勤務条件やご経験・診療科目などにより年収幅が変化し、また交渉も可能になりますので、奈良県でのご就業を希望の先生は、お気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。