宮城県の常勤医師求人一覧

宮城県で募集中の「常勤」医師求人情報をお届けします。

宮城県の人口は東北6県の中では最多を誇り、東北最大の都市・仙台市を有しています。仙台駅を通る東北新幹線をはじめ、東京・大阪・札幌の主要空港にアクセスできる仙台国際空港の存在など、仙台をターミナルとした交通網は東北の玄関口として機能しています。また仙台市は伊達政宗由来の愛称「杜の都」とも呼ばれ、その緑豊かな環境が学びを育み、東北大学などの教育機関ほか研究機能が充実しています。

一方医療の現状は、仙台への一極集中が見られます。厚生労働省の「令和4年：医療施設動態調査」統計によると医療施設の数は、全国の一般診療所数が105,189施設であることに対し、宮城県の一般診療所数は1,749施設（対全国1.66％）、また全国の病院数が8,156施設であることに対し、宮城県の病院数は135施設（対全国1.66％）となっています。医師数は、厚生労働省の「令和2年：医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国医師数が323,700名であることに対し、宮城県で医療施設に従事する医師は5,669名（対全国1.75％、全国14位）となっています。このように宮城県全体では医師不足といえない数字とはいえ、仙台に人口の6割強が集まり、また宮城県のクリニックの7割が仙台エリアにある現状は、地域医療の大きな課題となっています。

特に仙南・石巻・気仙沼エリアなど震災の影響が残るエリアでは、医療の充実が切に期待されています。厚生労働省の「令和2年：賃金構造基本統計調査」統計によると、全国平均の1,440.3万円（平均年齢45.5歳、勤続年数7.1年）に対し、宮城県で働く医師の平均年収は1,488.8万円（平均年齢43.2歳、勤続年数8.3年）となっていますが、仙台とそれ以外のエリアでは給与や待遇等にコントラストがあり、条件交渉可能なケースは少なくありません。宮城県の地域医療へご参加を検討いただける先生がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にメディカルプラスキャリアまでお声がけください。