アレルギー科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■アレルギー科とは
アレルギー科とは、1996年に厚生労働省により新たに標榜することの認められた、比較的新しい診療科です。アレルギー疾患の診断と治療を専門に行い、その疾患には花粉症・アトピー性皮膚炎・食物アレルギー・気管支喘息などがあります。本来であれば自分の体を守るはずの免疫反応が、体に害を与えないとされるものにまで過剰に反応してしまうという「アレルギー反応」関連の疾患を、総合的に取り扱う専門科になります。
■アレルギー科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人となっており、その中で医療機関に勤務する医師は323,700人です。うちアレルギー科医師は169人(全体の0.1%)と非常に少数で、全診療科の中で2番目に少ない人数となっています。その年齢層は医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し、アレルギー科に従事する医師の平均年齢は53.7歳と平均をやや上回っています。医療機関の種別ごとに人数の内訳を見ると、病院勤務のアレルギー科医師は102人、クリニック(診療所)勤務のアレルギー科医師は67人で、病院で活躍することが比較的多い状況です。
■アレルギー科の医師転職事情
アレルギー疾患は慢性的な病気のため、転職市場に展開される求人数は少ないものの、長期的な雇用が可能な科といえるでしょう。アレルギー科の求人は潤沢ではなく、転職活動は求人が市場に出るタイミングをつかむ事が大変重要になります。アレルギー科で常勤医師求人をお探しの先生、または転職を検討中の先生は、メディカルプラスキャリアにお気軽にご相談ください。
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