内分泌内科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■内分泌内科とは
内分泌内科とは、ホルモン異常により生じる病気に対して専門的な診断と治療を行う診療科です。体内のいろいろな臓器でホルモンが作られていますが、その分泌量は極めて精密に調節されており、ホルモンが出過ぎる、逆に少なすぎると疾患に繋がります。おもな疾患には、糖尿病・甲状腺疾患・副腎疾患・骨代謝異常・肥満症・成長ホルモン分泌欠乏症・性ホルモン異常症・多嚢胞性卵巣症候群・肝機能異常などがあります。内分泌内科の診察には、ホルモン検査・血液検査・尿検査・画像検査(超音波やMRIなど)・身体検査などを行います。糖尿病や甲状腺疾患などの疾患は、これらの検査で診断されます。
■内分泌内科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。またそのうち病院やクリニック(診療所)といった医療機関に勤務する医師は323,700人ですが、うち内分泌内科の医師数は単独データが無いため代謝内科を参考にすると5,630人(全体の1.7%)といった数になっています。年齢層は、医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し内分泌内科の平均年齢は45.6歳と、平均より若い医師が多い診療科目です。活躍の場は病院勤務が4,510人、クリニック(診療所)では1,120人と、病院勤務医師が多い状況です。
■内分泌内科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」では、内分泌内科のみでの統計ががないため、内科平均給与1247.4万円が参考値です。医師求人の求人倍率は糖尿病内科(代謝内科)で1.18倍です。ホルモンはさまざまな臓器に影響することから、内分泌化医師は広範囲に及ぶ全身の臓器に詳しい医師として、転職市場では希少な人材です。専門性高い分野の転職は求人が市場にでるタイミングを捕まえる事が成功のカギなります。内分泌内科で常勤の転職を検討中の先生、はお気軽にメディカルプラスキャリアまでご連絡ください。
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