形成外科の常勤医師求人一覧

形成外科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。

■形成外科とは
形成外科は、体の「表面」全体を診療対象とする外科診療科目です。外傷や先天的な損傷をはじめ、がん治療による再建手術・皮膚や軟部組織の腫瘍・乳房の再建・手足の再建・先天性奇形など、形態異常や機能障害を改善する手術を行います。
形成外科の診察では、患者の外傷や異常の程度や種類を評価し、手術治療や保守的治療の適応性を判断します。病歴や身体所見・画像診断・生検を用いて治療計画を策定するほか、患者の生活習慣や健康状態、希望する治療内容なども考慮します。専門的な診療技術とコミュニケーションが重要な役割を果たし、患者の生活の質向上を目指します。

■形成外科の医師数
厚生労働省「令和２(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。また病院やクリニック（診療所）といった医療機関に勤務する医師は323,700人ですが、うち形成外科医は3,003人（全体の0.9％）となっています。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し、平均年齢は43.6歳で、比較的若い先生が多いと言えるでしょう。病院とクリニック（診療所）別にその割合を見ると、病院勤務医師が2,368人・クリニック（診療所）勤務医師が635人となっており、病院で勤務する医師が多いのが特徴です。

■形成外科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構：勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると形成外科単独の統計データはなく、一般外科の平均給与1,374.2万円が参考値となります。美容外科の目指す美容的観点とは異なり、病的な観点から体の表面を治療することで Quality of Life の向上に貢献し、治療を受けた方が 自信を取り戻し社会生活に復帰する支援を行う形成外科は、都市部を中心に多様な条件で求人が展開されています。形成外科の医師常勤求人をお探しの先生、転職を検討中の先生は、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご相談ください。