心臓血管外科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■心臓血管外科とは
心臓血管外科は、心臓および血管に関する治療を行う診療科です。おもな疾患には、冠動脈疾患・弁膜症・大動脈疾患・先天性心疾患・心筋症などがあります。心臓血管外科はこれら疾患に対し、手術や治療を行い、患者の生命を救うことを目的としています。心臓血管外科の診察には、身体検査・画像検査(CT/MRI/X線)・心臓下降検査・血液検査・心臓超音波検査などがあります。救急部門・麻酔科医・循環器内科医・コメディカルとチームをつくり、一丸となって治療にあたる点がこの診療科の特徴です。
■心臓血管外科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると全国の届出医師数は339,623人で、うち医療機関に勤務する医師は323,700人です。またその中において心臓血管外科医は3,222人(全体の1.0%)で平均年齢は46.4歳です。医師全体の平均年齢が50.1歳であることから、若い医師の多く活躍する診療科目と言えるでしょう。医療機関の種別毎に心臓血管外科医数をみると、病院勤務医師が3,106人・クリニック(診療所)勤務医師が116人となっています。高い技術と専門知識、また医師の確かな仕事を支える高度な医療機器とチーム医療の必要性から、病院勤務医師が多い点が特徴です。
■心臓血管外科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」では、心臓血管外科単独の統計がなく、一般外科の平均給与1374.2万円が参考値です。全身に血液を送る「心臓」という部位に手技を施すためには高度な技術とチームワークを保持できる人間力が必要で、経験豊富・または熱意溢れる中堅心臓血管外科医を求める施設が、都市部を中心に存在します。医療機関への条件交渉が比較的柔軟な診療科となりますので、心臓血管外科の医師常勤求人をお探しの先生、また心臓血管外科での転職をお考えの先生は、メディカルプラスキャリアまでご相談ください。
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