消化器外科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■消化器外科とは
消化器外科は、消化器内科同様に消化に関わる腹部の臓器を中心に診療を行う診療科です。内科と異なる点は外科手術の有無となり、おもな疾患には、胆のう疾患(胆石症や胆嚢炎)・食道・胃・十二指腸の疾患(胃癌や胃潰瘍)・腸疾患(大腸癌や痔核)・膵臓疾患(膵炎や膵癌)・肝臓疾患(肝癌や肝硬変)などがあります。診察は病歴の聴取から画像診断・内視鏡検査などを行い、消化器の異常や疾患を診断します。手術治療を主に扱うため、内科と比較し疾患の範囲は狭い一方、外科手術を行う可能性を前提とした患者とのコミュニケーション能力も求められる診療科と言えるでしょう。
■消化器外科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。また病院やクリニック(診療所)といった医療機関に勤務する医師は323,700人ですが、うち消化器外科(胃腸外科)医師は5,814人(全体の1.8%)となっています。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し消化器外科の平均年齢は46.9歳で、比較的年齢層の若い先生が多い診療科目と言えるでしょう。医療機関の種別ごとに医師数を見ると、病院勤務が5,586人・クリニック(診療所)勤務が228人で、チーム医療の一員として病院で勤務する医師が消化器外科には多い状況です。
■消化器外科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると、呼吸・消化器・循環器の平均給与は1267.2万円で、医師求人の求人倍率は1.09倍となっています。消化器外科の求人は都市部を中心に、さまざまな待遇・給与で展開されています。消化器外科の常勤医師求人をお探しの先生、ご転職をお考えの先生は、お気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。
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