一般内科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■一般内科とは
一般内科は、風邪・疲れ・腹痛・関節痛・糖尿病・高血圧など、一般的な症状や疾患に対応する診療科です。一般内科の診療で重大な病気の可能性が認められた場合には専門医への紹介を行うなど、身近な地域医療の土台を支える診療科と言えるでしょう。また健康診断や予防接種、生活習慣病への対応、薬物療法だけでなく食事や運動指導などの総合的治療、精神心理的な原因による体調不良を診断するなど、その守備範囲は大変広いと言えます。
一般内科のおもな診察には、身体検査(聴診・腹部触診・神経学的検査等)、血液検査・尿検査・X線検査・心電図検査・超音波検査・内視鏡検査などがあります。これらの検査により疾患の症状や原因を特定し、適切な治療を行います。
■一般内科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、医師全体の令和2年12月31日現在における全国の届出医師数は339,623人となっています。また医療施設(病院・診療所)に勤務する医師は323,700人で、うち一般内科の医師数は61.514人(全体の19.0%)、すべての診療科の中で最も多い数を有しています。
年齢に注目すると、医師全体の平均年齢50.1歳に対し一般内科に従事する医師平均年齢が58.9歳で、内科は“ベテラン医師の多く活躍する診療科目”と言えるでしょう。さらに病院とクリニック(診療所)とで比較をすると、病院勤務が21,950人、クリニック(診療所)39,564人となっており、クリニック勤務の医師が多い点も一般内科の特徴です。
■一般内科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると、一般内科で勤務する医師の平均給与は1247.4万円で、医師求人の求人倍率は一般内科で1.14倍(必要医師数実態調査)となっています。常勤でも大変多様な求人が展開されていますので、一般内科でのご勤務を検討中の先生は、お気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。
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