眼科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■眼科とは
眼科とは、眼球や眼球周囲の組織に関する疾患に対応する診療科です。その疾患には近視や遠視などの屈折異常をはじめ、白内障・緑内障・加齢黄斑変性・ドライアイ・糖尿病網膜症・網膜剥離・弱視・網膜症・角膜炎・アレルギー性膜炎などがあります。眼科医は境界検査・眼圧測定・瞳孔検査・眼底検査・角膜検査・眼位検査・屈折検査といった様々な手法を駆使して診察しますが、人が外界から受け取る情報のうち80%を司るのが視覚情報で、その五感の一端を担う「眼球」に関わることに誇りとやりがいを見出し、眼科医を目指す医師が多くみられます。
■眼科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人となっています。また医療機関に勤務する医師は323,700人で、うち眼科に従事する医師は13,639人(全体の4.2%)です。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し眼科医の平均年齢は52.6歳と、平均年齢よりやや高めです。医療機関の種別ごとに内訳をみると、病院勤務の眼科医は5,027人、クリニック(診療所)勤務の眼科医は8,612人となり、クリニック勤務の眼科医がやや多い結果となっています。
■眼科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると、眼科・耳鼻・泌尿器・皮膚科の平均給与は1,078.7万円で、眼科の医師求人の求人倍率は1.14倍です。眼科は入院を伴わない治療が多いこともあり、診療科の中では比較的ワークライフバランスの取りやすい科で、都市部を中心に求人は多様に展開しているものの、その競争率は高めです。眼科の医師常勤求人をお探しの先生、また眼科での常勤転職を検討中の先生がいらっしゃいましったら、お気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。
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