整形外科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■整形外科とは
整形外科は、運動器系の疾患を扱う診療科です。 対応する疾患には、骨折・脱臼・腰痛・関節痛・腱炎・変形性関節症・リウマチ・骨粗鬆症・外傷後の骨格系障害・腫瘍性骨疾患などがあり、スポーツ外傷や肩こりなども整形外科が診察する症状です。その診察は、身体の運動器系についての症状を詳しいヒアリングをはじめ、触診やX線・MRIなどの検査を行います。体が動かせるようになるという、患者さんの回復が目に見えることにやりがいを感じ、多くの医師が志し従事する診療科と言えるでしょう。
■整形外科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると全国の届出医師数は339,623人で、うち医療機関に勤務する医師は323,700人です。またその中において整形外科医は22,520人(全体の7.0%)と、日本では内科についで2番目に医師数の多い診療科目となっています。活躍する医師も長くキャリアを積んだベテラン層が多く、医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し、平均年齢は平均よりやや高い51.9歳となっています。医療機関の種別毎に内訳を見ると、病院勤務の整形外科医は14,419人、クリニック(診療所)で活躍する整形外科医は8,101人で、病院勤務の医師の方が多い状況です。
■整形外科の医師転職状況
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると
整形外科の平均給与は1289.9万円、医師求人の求人倍率は1.16倍となっています。整形外科医の活躍フィールドは大変広く、また求人も多くの医療機関から展開されています。整形外科で常勤での転職を検討中の先生、また整形外科の求人をお探しの先生は、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご相談ください。
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