産婦人科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■産婦人科とは
産婦人科は、産科と婦人科の両方を兼ねた診療科です。おもな疾患は、子宮内膜症・子宮がん・卵巣がん・乳がん・子宮筋腫・子宮腺筋症・多嚢胞性卵巣症候群・不妊症・妊娠高血圧症候群・子宮脱などがあります。妊娠中の妊娠糖尿病や妊娠中毒症などの合併症も診療範囲で、出産時には進行管理を行います。診療内容は女性のライフステージや症状に合わせて行われ、男女雇用機会均等法以降の女性に寄り添いながら、不妊治療や更年期障害の相談役としても活躍する産婦人科医は、多様化する女性のライフスタイルを支える心強い存在です。
■産婦人科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。また医療機関に勤務する医師は323,700人、うち産婦人科医は11,219人(全体の3.5%)となっています。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し産婦人科医の平均年齢も50.1歳で、まさに平均年齢の医師が多い診療科目と言えるでしょう。病院とクリニック(診療所)別に産婦人科医の内訳を見ると、病院勤務が7,127人・クリニック(診療所)勤務が4,092人となっており、産婦人科医の多くは病院で活躍しているさまが見て取れます。
■産婦人科の転職
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」では、
産科・婦人科の平均給与は1466.3万円で、その医師求人倍率は1.18倍となっています。産婦人科は恒常的な人手不足で、売り手市場の傾向が強く、好条件の求人多数展開されています。常にたくさんの求人募集が市場展開されているほか潜在求人も多く、勤務条件の相談が可能なケースも多く見られます。産婦人科での常勤転職を検討中の先生、また産婦人科の常勤求人をお探しの先生がいらっしゃいましたら、お気軽にメディカルプラスキャリアまでご相談ください。
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