一般外科の「常勤」医師転職市場・求人状況についてお届けします。
■一般外科とは
一般外科は、小さな切傷や擦傷・やけどをはじめ、皮膚に釘などの鋭利なものがが刺さった時、刃物で指などを切ってしまった時などの身近な外傷、また虫垂炎・胆石症・肛門疾患・ヘルニア・良性腫瘤に対し、幅広く外科処置を行う事の多い診療科です。一般外科の診察では、おもに病歴聴取・検査(血液検査/X線/超音波/CT/MRIなど)を行い、適切な治療のプランニングに進みます。外傷が出来た経緯や病歴・アレルギー・薬剤歴などもつぶさに聴取、身体検査で身体の表面から内部まで詳細に検査のうえ、最終的な診断・治療の方針を立てていきます。
■一般外科の医師数
厚生労働省「令和2(2020)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」によると、全国の届出医師数は339,623人です。また病院やクリニック(診療所)といった医療機関に勤務する医師は323,700人ですが、うち外科医は13,211人(全体の4.1%)となっています。医師全体の平均年齢が50.1歳であることに対し外科医の平均年齢は53.6歳と平均を上回り、外科という大きな括りではベテラン医師の多い診療科目と言えるでしょう。医療機関の種別ごとに勤務する医師の割合を見ると、病院勤務が10,547人・クリニック(診療所)勤務が2,664人となっており、開業医が一般外科医として地域の身近な医療を担う一方で、大学病院で高度な外科治療を担当するなど、互いに日本の外科医療を支えあっています。
■一般外科の医師転職事情
厚生労働省「必要医師数実態調査、独立行政法人労働政策研究・研修機構:勤務医の就労実態と意識に関する調査」によると、一般外科の平均給与は1,374.2万円となっています。外科の求人倍率は1.09倍です。一般外科の年収は年代が上がるごとに高くなる傾向があり、熱意とキャリアに準じた報酬のもと、医師としてのやりがいを大切にできる求人が、転職市場に随時展開されています。一般外科で常勤での転職を検討中の先生、一般外科の求人をお探しの先生は、メディカルプラスキャリアまでお気軽にご相談ください。
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